スタッフが子どもたちと一緒にレッスンを受けてみた!体験レポート特別版
こんにちは。Artutaスタッフのミッションです。なんと実は、先日初めて生徒としてArtutaのレッスンに私自身参加してきました!スタッフとしてではなく、一個人としてしっかり参加してきたので、今回その体験談を少し書いてみようと思います。
参加したレッスン:Artutaドローイングレッスン
参加者:私の他に2名ニューヨークのキッズが参加していました
背景
私は普段絵を描く習慣が全くありません。そして、自分の絵心に全く自信がありません。(笑)少し前に某アプリでお題に沿った絵を描いて相手に何を描いたか予想してもらうみたいなゲームが友人の間で流行っていて、いつも私が描いた絵は友人に全然何か伝わらなくて大爆笑というくらいの絵心のなさです。(笑)なので今回参加することになり、こんな私でも何か描けるのかなという思いで挑みました。
さあレッスン開始!
まずは講師に私が今回特別に参加することを軽く紹介していただいて、早速50分間のドローイングレッスンがスタートしました。
テーマは「海の生き物かもしれない?」
画面は講師の画面が共有されています。まずは講師が丸と三角と四角を全て違う色で描かれました。
講師:「うーん海の生き物かあ、何がいるかなー。よし、この丸はバルーンにしちゃお!」
他の生徒二人:既に何か思いついたようで黙々と何かを描いている
私:海の生き物?バルーン?どうゆうこと?!笑
固定概念がバリバリにある私にとっては、海の生き物=魚 だったので、とりあえず自分は魚を描くかと思ったものの、魚って言ってもなんの魚を描こうか、、、知ってる魚、、、よし、ニモだ!と具体的に決めてニモを想像で描き始めました。
講師:「よし、バルーンを持ったウミガメさんが現れました」
生徒A「イカ星人を描いたよ!」
講師と参加しているキッズの発想力に圧倒されます。「バルーンを持ったウミガメ」「イカ星人」がたった2分で生まれるなんて!自分の描いたニモが全くニモじゃないし、そもそもニモっていう発想が全然クリエィティブじゃない気がする(笑)っと思いつつも、作業を続行しました。
作業を続けていうちに、講師は色々な曲線や形を利用して描き続けていることに気がつきました。そこからどんどん発想して、バルーンを持ったウミガメがバルーンを持ったレインボータートルに。三角の形が、大きなイカに。大きなイカがロケットイカに。などなど。
様子を伺っていくうちに、私も同じように迷いなくどんどん描けるようになりました。不思議なものですね。星柄の魚、謎な柄のヒトデ、そして結果的になんと派手柄のノコギリザメがふと思い浮かび、白いノートに小さな謎な水族館が出来上がりました。

参加していた子供たちも同じように、どんどん思いのままに講師と一緒に描き続け、独創的なアイディアがいくつも生まれていました。
中でもとても印象に残っているのが、一緒に参加していた子供Aくんが描いたその名も「ハンバーガーフィッシュ」です。

実はこのハンバーガーフィッシュ誕生の前に、講師がバナナフィッシュを描いていたんです。小さいバナナの形をした魚たちが泳いでいる姿を画面越しにみてインスパイアされたのかもしれないです。
そしてハンバーガーフィッシュにインスパイアされた私は、即興で「ピザフィッシュ」を思い浮かびました。

まさかクラスが始まる前は、自分がピザフィッシュを思いついて描いてみるなんて1ミリ足りとも思っていませんでした!(笑)
あ、あとちなみに下にいる謎の生物は、「アイスクリームザリガニ」です(笑)
自分の絵を発表すること
絵を描いた後、講師がどんな絵を描いたか聞いてくれます。そしてみんな(スクリーン)に向けて発表します。他にも、どの絵が一番気に入ったか、どうしてその絵が好きなのかも聞かれて答えていきます。
大人になって自分の描いた絵を発表する機会が全くなかったので、自分の絵を手にとって誰かに紹介するということがとても新鮮です。そして子供たちも自分の中で1番お気に入りの絵を見つめ直し自分の言葉で表現することで、自信に繋がっていることが画面越しで伝わってきました。
さらに、講師は終始すごくポジティブで、肯定的なコメントをしてくれ全て受け入れてくれることも自己肯定感の向上に大きな役割を果たしていると思います。
私も自分の絵を紹介した時、すごく下手でモヤモヤしながら描いたことを伝えるとこのようなコメントをいただきました。
講師「いい絵が描けていましたよ。なにが上手くてなにが下手、というところが既に先入観としてみんなもってることが多いけれど、モヤモヤしながら描いている時にいいものできることは良くあることなので。」
レッスンを終えて
50分間のオンラインレッスンを通して固定概念に縛られず思いついたままに表現していく体験をしましたが、とても楽しい時間で何か心の中がスッキリした感覚がレッスン後にありました。
今までに考えたことのないアイディアを、講師やクラスメートに導いてもらいながら自分で考え出せたこと
考えたアイディアを躊躇なく、思いっきって描けたこと
下手か上手かは先入観、自分で表現したらいいと教わったこと
この3つの体験が、心の中のスッキリした感覚、自己肯定感をもたらしたのではないかなと推測しています。
また、今回一緒に参加していた子供たちをみていて改めて思いましたが、子供の創造力や発想力は素晴らしいものです。大人になるにつれて様々な経験を通して出来上がる先入観や固定概念はどんどんと頭から離れにくくなります。
だから、こうして子供たちの創造性や個性を大切にしてあげられる場を設けてあげることはとても重要なことだと感じました。
Artutaでは親子で参加して楽しんでいただくことも可能です。お子様の一緒に体験してみたい、自分も創造力の育成体験をしてみたい、という方がもしいらっしゃれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。ただいまドローイングレッスンSeason 2絶賛開催中です!
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